2022年の秋、10年ぶりにゴルフを再開しました。
最初のスコアは120台。久しぶりすぎて感覚がまったく戻らず、正直「もう無理かも」と思いました。
でも、どうしてももう一度“100を切る”目標を達成したくて、地道に練習を重ねました。
そこから約1年半。2024年の夏、ついにスコア「100切り」を達成!
この記事では、僕が意識して取り組んだ練習法を、同じように再挑戦する方に向けて紹介します。
ドライバーは「転がって200ヤードでOK」
昔の僕は「飛ばしたい」と思いすぎていました。
フルスイングして力が入り、結果OBやチョロの連発。
でも再開後は思い切って考え方を変えました。
「転がって200ヤード行けばそれでOK。」
この意識に変えた瞬間、スコアがぐっと安定しました。
ポイントは、短く持って、振りすぎないこと。
スイングをコンパクトにして、再現性を大事にしました。
ドライバーが安定すると、2打目以降がすごく楽になります。
「飛ばす」よりも「ミスを減らす」。
これが100切りへの近道だと感じました。
あとはボールの挙動が例えばスライスする場合は、その悩みyoutubeで調べたりして練習場で見てそのまま修正していました。
基本を見直すことでミスが減る
10年も空くと、体の動きも感覚も変わります。
再開後、まず取り組んだのがスタンス・グリップ・アドレス・テイクバックの見直しでした。
YouTubeでプロのスイングを見ながら、
「どうすれば毎回同じ動作で構えられるか」を意識して練習。
特に大事にしたのは“再現性”。
同じ姿勢、同じテンポでスイングできるようにするだけで、
ミスショットが本当に減りました。
「構えた時に違和感がない」状態を作れるようになると、
自然とスイング全体が整っていきます。
アイアンはハーフスイングでフォームを固める
アイアンも基本はドライバーと同じです。
僕の場合、昔から左に引っかかるクセがありました。
そこで、まずはグリップを少し修正。
アドレス時の向きやテイクバックの始動も見直しました。
特に意識したのはハーフスイングの練習。
腰の高さまでのコンパクトなスイングで、
ミート率と方向性を重視しました。
この練習を続けるうちに、自然と正しいスイング軌道を体が覚えてくれて、
左へのミスがかなり減りました。
「ゴルフは手前から」——58度アプローチを徹底練習
スコアを縮めたいなら、アプローチの精度がすべてだと思います。
僕が一番時間をかけて練習したのは58度のウェッジ。
10ヤード、20ヤード、30ヤード……と、
振り幅とスタンスを少しずつ変えながら、
50ヤードまでを徹底的に打ち込みました。
この距離感が安定したことで、
「乗らなくても寄せワンでボギー」が取れるように。
“ゴルフは手前から”という言葉の意味がようやく分かりました。
アプローチが上手くなると、プレー全体がぐっと楽になります。
パターはラウンド前の20分が勝負
パターは自宅での練習に限界があります。
僕はラウンド当日、スタート前の20分を“集中練習”にあてています。
距離感よりも大切なのはリズムとテンポ。
どんな距離でも、同じスピードとストローク幅で打つことを意識。
かなり遠いところから打って距離感も確かめます。
これだけでも、ショートやオーバーがかなり減りました。
パターは「入れる練習」よりも「再現する練習」。
落ち着いて構えて打てるようになると、自然とカップインの確率が上がります。
まとめ:焦らず、基本を大切に
久しぶりにゴルフを再開して感じたのは、
**上達の近道は“基本の積み重ね”**ということです。
派手な練習よりも、
・スタンスを整える
・力を抜いてコンパクトに振る
・アプローチとパターを大事にする
これを続けるだけで、本当にスコアは変わります。
100切りは特別な才能がなくても達成できます。
大切なのは、自分に合ったリズムを見つけて、
焦らず一歩ずつ上達を楽しむこと。
そして、時にはうまくいかない日もあるけれど、
その“悔しさ”こそが次の一歩を生む力になります。
🌱「次は90切り」——その目標を胸に、
またコツコツと練習を続けていこうと思います。

