― アークトゥルスサーバー回顧録 ―
大学時代、パソコンを使うようになったのがきっかけで、
当時テレビ番組「EZTV」でLINEAGE(リネージュ)が社会現象になっていると知りました。
「なんかすごいMMORPGがあるらしい」
そのくらいの軽い気持ちで始めたはずのゲームが、
まさかここまで自分の人生に深く残る存在になるとは、その時は思いもしませんでした。
🏹 アークトゥルスサーバー、まさかのプリスタート
僕が選んだサーバーは
アークトゥルスサーバー。
何もわからない初心者が選んだ職業は、
まさかのプリ。
キャラクター名は
「覇沙羅(ばさら)」。
今思えば、
ヒーローにでもなりたかったんやろな…
と、少し恥ずかしくも懐かしい名前です(笑)
🛡 血盟「列島激震行脚」誕生。Dir en grey全開の中二病時代
プリでレベルを上げながら、
本当にいろんな人と出会いました。
その流れで、
自分で血盟(クラン)を立ち上げることに。
血盟名は――
「列島激震行脚」
Dir en greyが大好きだった時代。
我ながら、完全に中二病全開のネーミングです(笑)
それでも仲間は少しずつ集まり、
- クラハン
- 模擬戦
- 雑談
毎日がほんまに楽しかった。
当時は今みたいな自動狩りは一切なし。
すべて手動操作、完全に“気合と根性”の時代でした。
⚔ プリ45 → ナイト49 → エルフ50というキャラ遍歴
僕自身のキャラ遍歴は、
- プリ Lv45
- ナイト Lv49
- エルフ Lv50
という流れで進みました。
エルフを育てた理由はすごくシンプルで、
- アデナを稼ぎたかった
- そして当時、反則級に強い(便利すぎる)と噂されていた
「ネイチャーズブレッシング(NB)」を使ってみたかったから。
必死に狩りをして、
なんとかエルフLv50に到達。
「これでNBや!」
そう思った頃には――
仕様が少し変わっていて、思っていたほど使う場面もなく、そのまま引退。
あれだけ憧れていたスキルだっただけに、
今でもちょっとした未練は残っています。
🏰 龍の心臓血盟との模擬戦、そしてハイネ城主へ
クランの規模も次第に大きくなり、
当時よく模擬戦していたのが
**「龍の心臓血盟」**さん。
血盟戦は本当に楽しかった。
その流れで、
**タブリース姫率いる「タブリース同盟」**と同盟を組み、
なんと――
🏯 ハイネ城の城主に、ほんの一時期なることができました。
詳しいいきさつはもううろ覚えですが、
**人生で一番“ゲームで熱くなっていた時代”**だったことだけは、今もはっきり覚えています。
🐉 DK変身への憧れと、Lv52という壁
この頃になると、
サーバー内でもLv52キャラが増え始め、
DK変身は完全に憧れの存在でした。
僕自身はLv50までは到達しましたが、
Lv52の壁は越えられませんでした。
⭐ 越後武士がLv52になったと聞いた日
引退した後、
ある日ふと耳に入ってきた知らせ。
血盟員だった「越後武士」が、Lv52になった。
自分のことのように、
本当に、心の底から嬉しかった。
自分が届かなかった場所に、
仲間がたどり着いてくれた。
それだけで、
あの時間はすべて無駄じゃなかったと思えました。
🧭 血盟主として学んだ「人を率いる難しさ」
血盟主をしていたからこそ、
ゲームとはいえ、人間関係の難しさも嫌というほど学びました。
当時の血盟は
30人以上のメンバーが在籍。
意見の食い違い、
温度差、
不満、
すれ違い。
今思えば、
あれはもう**立派な「小さな組織」**でした。
その経験は、
もしかしたら今の仕事にもどこかで生きているのかもしれません。
🐦⬛ ギランで輝いていた存在 ―― RAVENS血盟とRike氏
話したことはなかったけれど、
当時いつも印象に残っていた存在がいました。
RAVENS血盟の「Rike氏」
ギランで何度も見かけたあの姿。
装備、立ち振る舞い、オーラ。
「あ、この人は強い側の人間や」
一瞬でそうわかる存在でした。
👥 よく一緒に遊んでいた仲間たち
今でもはっきり覚えている、
よく一緒に遊んでいた仲間たちの名前。
- 詞乃
- テシオ
- テグラ
- 越後武士
- Tiruru
- ねっと
- ろむ
名前を並べるだけで、
不思議なほど当時の景色が一気に戻ってきます。
🤝 東京でのオフ会
一度だけ、
東京でオフ会をしたこともありました。
ゲームの中の仲間たちと、
リアルで会うあの独特の緊張感。
でも会った瞬間に、
「ああ、やっぱりこの人たちと遊んでたんやな」
と、すぐにわかりました。
📝 毎日のように読んでいたブログたち
今はもう記事は残っていませんが、
当時よく読んでいたブログもはっきり覚えています。
- Apsarasさん
- 冷音さん
- 楓玲さん
ゲームの外でも、
LINEAGEの世界はずっと続いていました。
🚪 そして、静かな引退
就職のタイミングで、
僕は静かにLINEAGEを引退しました。
廃人と呼ばれるほどではなかったかもしれない。
でも――
人生であんなに夢中になったゲームは、
後にも先にもLINEAGEだけです。
🌙 エピローグ
もし――
あの頃のメンバーが、何かのきっかけでこのブログを読んでくれていたら。
ぜひ、
一言でいいので、コメントを残してもらえたら本当にうれしいです。
名前だけでも、
「見てるよ」でも、
それだけで十分です。
みんな、元気にしてるかな。🌟

