🎸 ワイヤレス化でストレスゼロ!BOSS WL-60の実力レビュー

ギター

ギタリストとしての悩みのひとつが、「シールドの取り回し」ではないでしょうか?
ステージやスタジオで動き回りたいのに、ケーブルが絡まったり、足元のペダルに引っかかったり…。
そんな“ケーブルストレス”を一気に解消してくれたのが、BOSS WL-60です。

僕はこのWL-60をかれこれ6年間使い続けていますが、
正直に言って「まだ壊れない」のがまず驚き。
電池駆動ながらも、電池持ちは非常に優秀で、ライブでもリハでも安心して使えています。


⚡ ワイヤレスの印象を変えた1台

昔のワイヤレスシステムは、どうしても“音が痩せる”とか“遅延する”というイメージがありました。
実際、僕も以前はシールド派で、「やっぱりケーブルのほうが音が太い」と思っていた時期もあります。

でも、このBOSS WL-60に変えてから考え方が変わりました。
今のワイヤレスは本当に進化しています。
遅延はほとんど感じないし、音の劣化も体感レベルではゼロ。
むしろ「なんか音がクリアになった?」と思う瞬間さえあります。

BOSSのデジタル伝送はかなり優秀で、安定した通信が可能。
演奏中にノイズが入ることもなく、安心感があります。


🔋 電池持ちの良さに助けられる

WL-60はトランスミッターが単3電池2本で動く仕様です。
アルカリ電池なら最大25時間の連続使用が可能なので
1回のライブやスタジオ練習ではまず電池切れの心配はありません。

僕は充電式のエネループを使っていますが、
こまめに充電していれば週1〜2回の使用で数か月は問題なし
ACアダプターや専用バッテリーではなく「どこでも手に入る単3電池」で動くのは、
実は現場ではすごくありがたいポイントです。


🎛️ チャンネル選択と安定感

WL-60のもうひとつの強みが、チャンネルスキャン機能
自動的に混信の少ないチャンネルを探してくれるので、
ライブ会場など電波が多い場所でも安定して使えます。

トランスミッターをギターに差し、レシーバーをペダルボードにセットするだけで完結。
シンプルな構造ながらも、BOSSらしい安心設計が光ります。


💃 パフォーマンスで動ける自由

個人的にいちばんのメリットは、やっぱり動ける自由です。
ステージで足元を気にせず動ける。
コードに引っかかってヒヤッとすることもない。
それだけで演奏の集中度が全然違います。

ライブのときはもちろん、自宅練習でも快適。
ケーブルを差し替えるストレスがなくなり、
気づいたらギターを手に取って弾いている──そんな感覚になります。

👀 大型LCDによる卓越した視認性

WL-60の魅力のひとつが、大型LCDディスプレイによる圧倒的な視認性です。
暗いライブハウスやステージ上でも、チャンネル番号やバッテリー残量、接続状況などが一目で確認できます。

僕も実際にステージ照明の下で使っていますが、
液晶の明るさ・文字サイズともに見やすく、ストレスを感じたことがありません。
設定変更も直感的で、**「操作性の良さ」+「視認性の高さ」**はこの機種の大きな魅力です。

この点は、他の小型ワイヤレスシステムにはない**“実用的な安心感”**を生んでいます。
ライブやリハーサル中でも、
「今どのチャンネルで繋がってるのか?」「電池はどれくらい?」が瞬時にわかるのは本当に助かります。

⚠️ ここは少し気になる…WL-60のデメリット

ここまで良いところばかりを紹介してきましたが、
長年使ってきて「ここはもう少し改善してほしいな」と感じる点もあります。

まずひとつは、ケースの質感です。
本体の外装はややプラスチック感があり、
「高級感」という意味では少し物足りない印象があります。
軽くて取り回しやすいというメリットもあるのですが、
持ち運びの際に「落としたら割れそう」と感じることもあります。

ステージやスタジオで使う分には全く問題ありませんが、
ハードにツアーを回る人や、頻繁に機材を運ぶ環境では、
専用のケースやクッション材のあるバッグに入れておくのが安心です。

また、トランスミッター部分もコンパクトですが、
シールドジャックの角度によっては「ギターによって干渉する」場合があります。
その点は、WL-20などの小型モデルの方がフィットするケースもあるでしょう。

とはいえ、これらの点を差し引いても、
「安定性」「音質」「電池持ち」「使い勝手」のトータルバランスは抜群。
実際、僕自身6年経ってもまだ買い替える理由が見つかっていません。


🎯 6年間使ってわかった結論

6年も使ってみて思うのは、
「BOSS WL-60は、もうワイヤレスの完成形に近い」ということです。

  • 電池持ちが良く、ライブでも安心
  • 音の遅延・劣化がほぼゼロ
  • 混信が少なく安定感がある
  • シールドに戻れないほどの自由度

壊れない・電波が切れない・音がいい。
この3拍子が揃っているのは、さすがBOSSとしか言いようがありません。

🧩 まとめ:ワイヤレス導入を迷っている人へ

もしまだ「音が悪くなるんじゃ…」と不安に思っているなら、
WL-60を一度試してみてほしいです。
特にライブやスタジオで動きたい人にとっては、
“自由に弾ける”という感覚が練習のモチベーションも上げてくれます。

ケーブルから解放される心地よさ、ぜひ一度体験してみてください。

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